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森と私

  • 執筆者の写真: moritowatashi
    moritowatashi
  • 2020年6月20日
  • 読了時間: 1分

 強い日差しの中、眩しさに行先を見失う時がある。日中は常に何かと繋がり、人の目が気になる。ある一言が人の心を傷つけ、それに気づいた自分も心が痛む。ひとりになりたい時がある。ひとりにしてほしい時がある。

 鬱屈としたものを抱えながら、現実に押し潰され、行く先を見失い、暗闇を彷徨ってしまう日常がある。そんな時、闇夜でも利く梟の目がほしくなる。森の長老や知恵袋として物語に登場する梟。利害や感情を捨てて、物事の本質を見定める森の哲学者とも言われています。日中は眩しくて見定めが出来ないが、闇夜なら出来る。森の中でしばらく目を閉じていると見えてくる感覚と似ています。

 

森の中に入り、自分を取り戻す。決して善人ぶらず、弱者の正義を振りかざさず、何かに救いを求めたい。無頼でありたいが、何かに頼りたい時がある。そんな弱さに気づき素直になれるのが森の中であり、そこで出会った人です。次は、夜の森を歩いてみよう!

 
 
 

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