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​終の棲家

 親と暮らし、新しい家族と暮らし、我が子が巣立ち夫婦二人あるいは単身で暮らす終の棲家。食べる、寝る、お風呂に入る。他の要素は極力排し、物を持たない、物を溜めない生活を心掛ける方々と造る終の棲家。

 建物は四角い箱に大きな屋根を載せ、高さをを抑え、雨・風を凌ぎ地震に耐える。敷地の周囲には植栽を施し環境に貢献すると共に、夏場の日射を遮り、冬の北風を防ぐ。春の新緑と風、秋には紅葉に心身を癒す。

 暮らしの中に森があり、住まいの中に木がある。森のガーデンを通して、暮らしとは何か、住まいとは何かを見つめ直す。

 

 

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